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2020年03月12日

WHO局長「パンデミック」と明言

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は2020年3月11日、新型コロナウイルスの感染拡大について、世界的な大流行を意味する「パンデミック」に分類され得ると述べた。パンデミックは2009年に新型インフルエンザ(H1N1)を認定して以来。今回の認定は、世界経済の動向や東京五輪開催の判断にも影響する可能性がある。

WHOのまとめでは、新型コロナウイルスへの感染者は110カ国で確認され、感染者は計約11万人、死者は4千人超に上る。WHOはこれまで「パンデミック」を、国境を越えた感染が制御できなくなり、世界中の誰もが感染の危険にさられる状態と説明。感染の広がりを示す用語として使っており、この認定によって加盟国に新たに対応を強めるよう要請する根拠が発生するわけではない。

投稿者 首相の晩餐マスター : 2020年03月12日 07:07

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