この種目では66年ぶりとなる連覇の偉業に加え右足首のけがを乗り越え国民に大きな感動を与えた点を評価した。1977年の同賞創設以来、スケート界からの受賞は初めて。個人としては最年少での受賞となる見通し。羽生氏は宮城県仙台市生まれ。4歳でスケートを始め2010年世界ジュニア選手権で優勝を果たした。2010～11年シーズンからシニアデビューし切れ味鋭い4回転ジャンプを武器にした躍動感あふれる滑りで10代から世界のトップ選手として観衆を魅了してきた。