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2015年09月24日

小泉氏「精神安定剤でした」塩川元財相の葬儀で弔辞

小泉内閣で財務相を務めて「塩爺(じい)」の愛称で親しまれ、19日に肺炎のため93歳で亡くなった塩川正十郎(まさじゅうろう)さんの葬儀が24日午後、大阪府吹田市の公益社千里会館で営まれた。自民党と塩川家が合同で開いた。
葬儀委員長は福田康夫元首相が務め、小泉純一郎元首相が友人代表で弔辞を述べた。塩川さんが衆議院議員時代に所属した自民党安倍派(現細田派)の細田博之党幹事長代行ら約1500人が参列した。

小泉氏は弔辞で「私が落選していた頃から、大学の後輩ということで目をかけてもらった。財務相を務めていただいた時も、私が多くを語らなくても直感的に言いたいことの真意を理解して下さった。小泉内閣の重しであり、小泉の精神安定剤でした」と述べ、塩川さんの功績をたたえた。福田氏もあいさつで、「人を包むようなお人柄だった。なんとなく塩川先生を中心に、みんなで小泉内閣を支えていこうという気持ちをもって進んだことを思い出す」と振り返った。

塩川さんは大阪府生まれ。布施市(現・東大阪市)の助役などを経て、1967年の衆議院選挙で旧大阪4区から立候補し初当選。鈴木善幸内閣で運輸相になるなど、関西空港開港や二期工事実現に尽力した。財務相時代の2003年の国会答弁では「母屋(一般会計)でおかゆを食っているのに、離れ(特別会計)ではすき焼きを食っている」と例え、特別会計改革の必要性を訴えた。

投稿者 首相の晩餐マスター : 2015年09月24日 16:19

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