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2014年04月07日
みんなの党 渡辺喜美代表が辞任
みんなの党の渡辺喜美代表は7日、国会内で記者会見し、化粧品会社会長から8億円を借り入れた問題について、「全ての責任は私にある。代表の職を辞す」と表明した。
「一所属議員に戻る」として議員辞職や離党は否定した。渡辺氏は、借り入れをめぐる違法性も打ち消したが、引き続き説明責任を問われるのは必至。公職選挙法や政治資金規正法に抵触するかどうかが焦点となる。
党内で代表辞任を求める声が広がっていたことを踏まえ、渡辺氏は「同志の皆さんにつらい思いをさせるのは本意ではない。騒ぎが大きくなった責任は取る」とする文書も公表した。ただ、強い発信力と指導力で党を率いてきた渡辺氏の辞任は同党にとって大打撃で、今後の党運営は厳しさを増しそうだ。
渡辺氏は、支援者だったディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から、参院選直前の2010年6月に3億円、衆院選直前の12年11月に5億円を借り入れた。このうち約5億5000万円が返済されていなかったが、渡辺氏は7日の会見で全額を返済したことを明らかにした。返済資金については「5億円弱は妻の口座に保管していた。残りは親類縁者から支援を受けた」と説明した。
投稿者 首相の晩餐マスター : 2014年04月07日 23:30
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