« ダボス会議 安倍首相 基調講演で法人減税「競争的なものに」表明 | 表紙へ戻る | ヤンキース、田中将大投手の獲得を発表 7年161億円 »
2014年01月23日
「靖国にヒーローはいない」安倍首相 海外記者に説明
安倍晋三首相は1月22日、世界経済フォーラム(World Economic Forum)年次総会（ダボス会議 Annual Meeting in Davos）に参加している各国メディア幹部らとの会合で、昨年末に靖国神社に参拝した理由について「いわゆるA級戦犯を称揚するためではない。そこには(戦争の)ヒーローがいるのではなく、戦争に倒れた人々の魂があるだけ。憎しみもないし敵意もないし、人を辱めようというつもりはない」と述べた。
中国メディアが「戦争犯罪者を英雄だと思っているのか」と質問したのに答えた。
首相はさらに「ただ魂を慰霊したい。その人たちに感謝したいという思いがあるだけ。国のために戦った人に手をあわせるのは、世界のリーダーの共通の姿勢だ」と説明。
「二度と再び戦争の戦禍で人々が苦しむことがない世界をつくりたいという思いだ」とも述べた。
出席者から尖閣諸島をめぐる中国との軍事衝突の危険性への認識を問われると、首相は「軍事的衝突は日中両国にとってダメージだ」とした上で、「偶発的な衝突が起こらないようにすることが重要だ。コミュニケーションチャンネルを作ろうと申し入れている」と述べた。
投稿者 首相の晩餐マスター : 2014年01月23日 07:18
にほんブログ村に参加しています。記事が役に立ったらクリックしていただくと嬉しいです。
