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2013年03月14日

新たなローマ法王に初の南米出身者=アルゼンチンのベルゴリオ枢機卿―フランチェスコ1世に

新たなローマ法王を選ぶバチカン(ローマ法王庁)の選挙会議「コンクラーベ」は2013年3月13日午後(日本時間14日未明)の投票で、南米アルゼンチン・ブエノスアイレス大司教のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)を第266代法王に選出した。新法王は「フランチェスコ1世」を名乗る。

中南米出身の法王は初めてで、欧州以外から法王が選ばれるのは、シリア出身のグレゴリオ3世(在位731~741年)以来約1300年ぶり。カトリック教会の刷新や変化を印象付ける人選と言えそうだ。

前法王ベネディクト16世(85)が2月、高齢を理由に突如退位を表明したことに伴う選挙。世界各地から投票権を持つ115人の枢機卿が参加し、12日からコンクラーベが行われていた。
フランチェスコ1世は2日目の第5回投票で決まった。
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13日午後7時(日本時間14日午前3時)すぎ、コンクラーベが開かれているシスティーナ礼拝堂の小さな煙突から「法王選出」を告げる白い煙が上がり、同時にサンピエトロ大聖堂の鐘が鳴り響いた。白い煙が出た瞬間、降りしきる雨の中でサンピエトロ広場に集まって知らせを待っていた数万人の信者から、「おお」という大きなどよめきが起き、やがて「法王万歳」という歓声に変わった。

フランチェスコ1世は、ベネディクト16世を選出した2005年のコンクラーベで2位の票数を獲得していた。アルゼンチンで同性婚合法化の動きが出た際に政府を批判したほか、中絶に反対するなど保守的な考えを持つとされる

投稿者 首相の晩餐マスター : 2013年03月14日 09:39

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