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2012年12月05日
歌舞伎・18代目中村勘三郎さんが死去 57歳
歌舞伎俳優・18代目中村勘三郎（本名：波野哲明）さんが5日未明、急性呼吸窮迫症候群のため、東京都内の病院で死去した。57歳だった。勘三郎さんは55年、東京都生まれ。3歳の時に初舞台を踏み、順調に人気歌舞伎俳優としての道を歩んだ。また、現代風にアレンジした歌舞伎やアメリカなど海外での公演にも意欲的に取り組み、映画やテレビドラマなどでも幅広く活躍した。
05年には、人間国宝だった父親の跡を継いで18代目中村勘三郎を襲名。08年には紫綬褒章を受けている。しかし、10年、特発性難聴で舞台を降板。約半年の治療を経て舞台に復帰したが、6月に食道がんであることを公表し、7月に摘出手術を受けた。手術は成功したが、術後に肺炎を発症。4か月にわたって闘病を続けたが、5日午前2時33分、死去した。
投稿者 首相の晩餐マスター : 2012年12月05日 09:58
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