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2012年02月26日

東京マラソン2012 藤原新2位

ロンドン五輪の代表選考を兼ねた東京マラソンは、3万5000人を超えるランナーが参加して行われ、男子の藤原新(東京陸協)が2時間7分48秒で日本選手トップの2位に入り、初の五輪代表入りを確実とした。
公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)は14位に沈んだ。
マイケル・キピエゴ(ケニア)が2時間7分37秒で初優勝した。前世界記録保持者のハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は4位だった。

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「ロンドン、BMW、プライズマネー(賞金)」。東京マラソンで2位に入った藤原新はきつくなると、その3語を唱えたという。

2010年3月に実業団のJR東日本を退社。プロランナーを目指したが、道のりは険しかった。安定した収入を失った上、昨年は故障も重なり、「昔は良かったな」と過去を振り返ってしまうこともあった。

そこでハッと気づいた。「後悔したらゲームオーバーだ。前に進まなければ」。富山県に住む妻子と離れ、東京都にある国立スポーツ科学センターで長期合宿を始めた。背水の陣で、30歳は復活を目指した。

同じように実業団に所属していない川内にも刺激を受けた。「練習でレース並みの負荷をかける。これは川内君メソッド(方式)」。実戦を想定した練習方法を取り入れ、調子を上げて来ていた。

ペースメーカーが外れた25キロから日本勢の先頭に出た。「誰もついてこなかったので、ちょっとさみしかった」。追随を許さないほど、力は抜きん出ていた。終盤には、ゲブレシラシエら外国勢も3人抜いた。

2008年大会も2位だったが、北京五輪は補欠で出られなかった。「今回は絶対に(五輪切符を)取るしかないという気持ちで臨んだ。賞金は堅実に妻の口座に納付しようかな」。五輪切符を手中にし、副賞の高級車、賞金400万円も手に入れた1女の父は、誇らしげに笑った。

投稿者 首相の晩餐マスター : 2012年02月26日 22:40

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