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2009年07月17日

兵庫8区、田中康夫・参院議員出馬で全国屈指の与野党激戦地に

新党日本代表の田中康夫・参院議員(53)が次期衆院選で、民主党の支援を受け、参院から“民主空白区”の兵庫8区(尼崎市)にくら替え出馬する意向を17日、表明した。同区の立候補予定者たちは「想定の範囲内」と比較的冷静な反応をみせるが、知名度抜群の田中氏の参戦で、政権交代を占う全国屈指の与野党激戦となるのは必至だ。地元では、早くも静かな火花が飛び交っている。7月17日22時21分配信 産経新聞

 

同区の民主党候補をめぐっては昨秋、当時の小沢一郎代表が「決まっているが、今は言わない。衝撃的に発表したい」と発言。それ以降、田中氏や同県出身のプロ野球ヤクルト元監督、古田敦也氏、果ては小沢元代表の出馬とさまざまな著名人の名前が浮上した。

 それだけに、ようやく“対戦相手”が視界に入ったことで、各陣営の臨戦ムードは一気に高まっている。

 田中氏との激突が予想される公明現職の冬柴鉄三・元国土交通相(73)の陣営は「どなたが出てこられようとも過去7期の実績を市民に訴え、理解を求めていくだけ」と表面上は悠然とした構え。

 だが、与党への逆風が強まる中、冬柴氏自身が「多選と高齢もあり、これまでで一番厳しい選挙」と警戒を強めている。公明党県本部の野口裕幹事長は「向こうが空中戦なら、こっちは地上戦。田中氏には確かに知名度はあるが、地域に密着し、かかわり続けてきた自負が冬柴にはある」と早くも対抗意識むき出し。「(衆院が)解散したら地元に直行してもらい、地べたをはいずり回ってもらう」と気合を入れた。

 また、幸福新人の角出智一氏(43)も「硬直した議席に刺激を与えることはいいこと」と歓迎。共産新人の庄本悦子氏(54)、社民新人の市来伴子氏(31)とも「予想の範囲内。これまで通り全力でやるだけ」と強調した。

 一方、複雑なのが、冬柴氏に挑む立場の民主党県連だ。同区の候補者擁立は「党本部預かり」となっていたため、田中氏出馬の経緯には全くのノータッチだったからだ。

 県連は18日に選対会議と役員会を開催するが、「事務所探しや人の準備も含め、本部から何の依頼も相談もない」と黒田一美・選対委員長。「田中氏に決まったとしても、新党日本から人が来るだろうし…。こちらからは動きようがない」と今ひとつ煮え切らない様子だった。

投稿者 首相の晩餐マスター : 2009年07月17日 23:41

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