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2009年07月03日

IAEA国際原子力機関事務局長に天野之弥氏 被爆国から「核の番人」に

【ウィーン2日共同】「核の番人」ともいわれる国際原子力機関(IAEA)で、エルバラダイ事務局長の後任を選ぶ特別理事会(日米など35カ国)の選挙が7月2日行われ、日本の天野之弥ウィーン国際機関代表部大使(62)が当選した。
アジアから初めて選出されたIAEAトップの事務局長として、9月の年次総会での正式承認を経て、12月に就任する。任期は4年。
東京新聞2009年7月3日 01時34分

【参考図書】IAEA査察と核拡散

天野氏は当選後、記者団に「原子力の平和利用を実現する日本の姿を世界に示したい」と抱負を述べた。2度の核実験を行った北朝鮮やイランの核問題への対応が急務で、唯一の被爆国日本の発言力がIAEAを舞台に強まることが期待される。

 天野氏は3月の前回選挙で当選に1票足らず落選。日本は麻生太郎首相が理事国首脳に天野氏への支持を呼び掛けるなど、当選に向けて総力を挙げてきた。天野氏は「公正で実行力のある組織運営」を掲げ、支援を期待する先進国だけでなく、途上国にも満遍なく支持を広げた。

天野氏は1972年に外務省入省。軍縮不拡散・科学部長を経て2005年から現職。同年から06年にIAEA理事会議長を務め、IAEAがノーベル平和賞を受賞した05年にはエルバラダイ事務局長と授賞式に出席した。

特別理事会は2日、最初の投票で上位2人を選出。天野氏のほか、前回選挙でも同氏と一騎打ちになった南アフリカのミンティIAEA担当大使(69)が選ばれた。続いて2人に対する投票が3回行われたが決着はつかず、最後に実施された天野氏に対する信任投票では1カ国が棄権し、当選に必要な23票を獲得した。

投稿者 首相の晩餐マスター : 2009年07月03日 09:10

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