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2008年10月24日

麻生首相、中韓首脳と会談 関係の一層強化を確認

【北京=今堀守通】アジア欧州会議(ASEM)首脳会合に出席のため訪中した麻生太郎首相は24日午前、北京市内のホテルで韓国の李明博大統領と、続いて人民大会堂で中国の温家宝首相、胡錦濤国家主席と相次ぎ会談し、中国滞在での外交活動を本格化させた。
李大統領とは「価値を共有する」隣国同士として北朝鮮問題などで連携を強化していくことで合意に達した。麻生首相が就任後、中韓両国首脳と会談するのは初めて。
10月24日13時24分配信 産経新聞

日韓首脳会談では、麻生首相が「韓国は自由、民主主義、基本的人権などの価値を共有するわが国にとって最も重要な隣国だ」と述べると、李大統領も「日韓両国が自由、民主主義という理念を共有する北東アジアで最も重要な関係だ」と応じた。

 その上で、日韓両国が国際社会に貢献する「成熟したパートナーシップ関係」へ発展させることや、「シャトル首脳外交」を進めるなどして首脳間の意見交換を頻繁に行っていくことを確認した。麻生首相はさらに、先送りになっていた日中韓首脳会談を年内に日本で開催することを伝えた。

 北朝鮮問題では、核問題の解決に向け、米国も加えた3カ国の連携が重要であるとの認識を共有。麻生首相は、日本人拉致問題にも触れ、「ぜひとも引き続き核、拉致を含め各国の協力を得て対処したい」と表明すると、李大統領は「北朝鮮は拉致問題のような非人道的な問題への解決にも対応すべきだ。日本の立場を支持する」と語った。

 世界的な金融危機をめぐっては、11月15日にワシントンで開催されることになった緊急首脳会合(サミット)での協力も含め、緊密に連携していくことで一致した。

 中国首脳との会談では、「戦略的互恵関係」を引き続き構築していくことで合意。麻生首相は、中国製冷凍ギョーザをはじめとする「食の安全」について、日本国民にとり非常に大きな関心と不安のある課題であるとして、中国政府の対応を促したとみられる。

 温首相とはまた、両国の捜査機関が外交ルートを通さずに協力していく「日中刑事共助条約」の批准書を交換した。 10月24日13時24分配信 産経新聞

投稿者 首相の晩餐マスター : 2008年10月24日 16:03

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