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2008年09月04日
北京五輪：室伏に銅メダルの可能性 銀・銅選手が陽性反応
北京オリンピックの陸上男子ハンマー投げで2、3位になったベラルーシの2選手が競技後のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示していたことが3日、分かった。関係者によると予備検体の検査でも陽性反応が出ており、近日中に違反が確定する見通し。その場合は両選手が失格となり、5位の室伏広治（33）＝ミズノ＝が繰り上がりで銅メダルを獲得する。
陽性反応を示したのは2位のワジム・デビャトフスキー（3１）と3位のイワン・チホン（32）。昨年の世界選手権（大阪）で3連覇を達成したチホンの代理人は「（筋肉増強効果のある）テストステロンの数値に問題があったと聞いている。ベラルーシ陸連が対応している」と述べた。デビャトフスキーは2000年にドーピング違反で2年間の資格停止処分を受けている。
室伏は04年アテネ五輪でも、当初1位だったアドリアン・アヌシュ（ハンガリー）がドーピング違反で失格となり、順位が繰り上がって金メダルとなった経緯がある。（共同）
◇北京五輪男子ハンマー投げ決勝記録◇
(1)プリモジュ・コズムス（スロベニア) 82m02
(2)ワジム・デビャトフスキー（ベラルーシ)81m61
(3)イワン・チホン（ベラルーシ) 81m51
(4)パルシュ（ハンガリー) 80m96
(5)室伏広治（ミズノ) 80m71
(6)カルヤライネン（フィンランド)79m59
(7)ジオルコフスキ（ポーランド) 79m22
(8)ハルフレイタグ（スロバキア) 78m65
投稿者 首相の晩餐マスター : 2008年09月04日 08:58
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