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2008年08月01日

<内閣改造>「国民目線で政策実行」福田首相会見

<内閣改造>「国民目線で政策実行」福田首相会見

福田康夫首相は自民党役員人事、内閣改造を終えた1日夜、首相官邸で記者会見した。首相は「解散を論じるより政策の実行だ」と語り、衆院解散・総選挙に踏み切るのは福田改造内閣で実績を残した後だとの認識を示した。「新内閣の命名」の質問には「安心実現内閣」と応じた。首相は「日々の生活でどのような実感をもっていらっしゃるかに思いをいたし、国民目線を踏まえた新しい内閣の下で実行していく」と述べた。
8月1日22時6分配信 毎日新聞

自公両党で意見が食い違う臨時国会の召集時期について首相は、「政治的な問題になってはいけないので、新体制で十分協議する」と述べ、早急に与党と協議する考えを示した。与謝野馨経済財政担当相ら消費税増税派の起用に関連し、「(増税を)すぐ実現しようと言っているとは思えない。消費税の扱いを道筋を立てて国民に十分説明することが大事だ」と述べた。【高山祐】

 福田康夫首相が1日夜に行った記者会見の要旨は次の通り。

 <冒頭発言>首相就任以来、国民目線での改革を進めてきた。しかし、ガソリンや食料品価格高騰の影響で生活が苦しくなったと感じている方が多い。生活改善を実感できる政策の実現を重視した新たな布陣にした。穀物価格高騰に対しては、わが国農業の構造改革、競争力強化を進める。年金、医療、介護など社会保障制度のあり方について逃げることなく根本から見直す。消費者行政の一元化、行政のムダ・ゼロ、低炭素社会実現などは着実に進んでいる。改革をさらに加速する。外交面では、地球温暖化など地球規模の課題に積極的に取り組み、PKOやテロ対策など国際協力を進める。北朝鮮の核・ミサイル・拉致問題の解決に全力を傾注する。

 <衆院解散>解散を論ずるより政策を実行する。政策の実現を通じて今の不安をできるだけ小さくしていく。

 <改造の方針>政策が実現できるような布陣を敷いた。特に今の経済情勢にどう対応するかは喫緊の課題。「安心実現内閣」だ。

 <消費税>財政再建を考えた場合、消費税なしでできるとは考えられないし、安心できる社会保障制度も成り立たない。ただ(増税派が)「今すぐに」と言っているとも思えない。きちんと道筋を立て、国民に説明をしていくことが大事だ。

 <臨時国会の召集時期>政治的な問題になってはいけないので、新体制でこれから十分協議する。

 <新テロ対策特別措置法の延長>テロとの戦いやイラク、アフガンの復興は極めて重要。具体的な対応を申し上げる段階ではない。

 <民主党への対応>民主党も9月に代表選がある。いたずらに対決するのが本当にいいのか、民主党も十分考えてほしい。今後も対話の姿勢は崩さない。

投稿者 首相の晩餐マスター : 2008年08月01日 23:56

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