臨時国会が閉幕、民主は秋に法案攻勢

2007年08月10日

参議院での与野党逆転で迎えた臨時国会は10日、4日間の会期を終えて閉会した。第一会派に躍進した民主党から江田五月参院議長が選出された。民主は早速、参院選で争点となった年金問題で法案を提出して対決姿勢をアピール。与党が身構えた問責決議案の提出こそなかったものの、今後の波乱を予感させた。

7日に開会した臨時国会は参院本会議での正副議長選でスタート。江田氏が全会一致で選出されると野党席から「うぉー」と歓声が上がった。江田氏は「参院の構成は大きく変化し、過去に経験したことのない政治状況に直面している」などとあいさつ。副議長には第二会派の自民党から山東昭子氏が選ばれた。

議事運営の要となる参院議院運営委員長のポストも民主の西岡武夫氏が就いた。
同党は9日、年金保険料流用禁止法案と、社民、国民新の両党と共同で郵政民営化凍結法案を提出。いずれも継続審議のための強行採決には及ばず、廃案に。秋の臨時国会に再提出する方針だ。
日本経済新聞 (22:22)

投稿者首相の晩餐マスター : 2007年08月10日 23:12

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